歴史 ー Brand Story -
◇ フランシラの森に魅せられて・・・
25年前にヴィルピ女史の友人にフランシラの森に誘われて以来、フランシラの森とヴィルピ女史の魅力に惹かれて、自然療法士(ナチュラルセラピスト)や医療リンパドレナジストを目指しました。資格を取得後に、2000年に日本へフランシラ製品と2003年にはフランシラセラピストスクール日本校を開設しました。取得した知識から日本やフィンランドで販売するオーガニックスキンケア製品の開発にフィトセラピストとして植物の成分から自分達が必要としている製品をヴィルピ女史とともに開発、製造できるところに魅力を感じています。
セミナーでは東洋医療をベースにフランシラで学んだすべての「森の養生法」を少しずつ皆さまに伝えることをテーマにしています。
◇ エネルギーに満ちたフランシラの森
フランシラ製品のベースは東洋療法。東洋療法のエネルギーは人の体を活性化させ、自然治癒力、免疫力を高めることを重視した自然療法の一つです。心(感情)と体(肉体)と魂(気)を融合させて調和のバランスを図り、体の気の流れを整えることを実現します。
フィンランドのフランシラの森は百夜の太陽と神秘的なオーロラに守られて14世紀から同族が継承するエネルギーに満ちた森です。今では、世界中からヒーリングスポットとして癒しを求めて人々が訪れています。
11代目当主のヴィルピ・ライパラ・コルミエ女史はハーブ学者のみならず、森に併設されている「フランシラウエルビーイングセンター」では、YOGAや瞑想、中医学の指導者としても多くの信奉者を持ち、心と体を鍛えて、癒すワークアウトを数多く行っています。
◆ヴィルピ・ライパラ・コルミエ女史
フィンランドのセラピスト養成スクールではフィンランド政府の奨学金を受けて何らかの国家資格を持つ人々を対象に自然療法を本格的に学ぶキャリアアップスクール(2年間で360時間履修)などが開催されて統合医療を導入している多くの医師や看護師が参加しています。その知識はホスピスや訪問看護、高齢者施設などで多く活かされています。
◇ フランシラの森からの贈り物
フィンランドでのオーガニック生産率は全世界の30%を占めています。
日本の国土と同じ位の縦長地形に福岡県の人口+40万人(540万人)しか住んでいません。国土の7割が森と湖なので、人々は森に隠れるように暮らしていると言えます。そんなところから森の妖精「ムーミン」が誕生したのでしょう。
フランシラの森は首都ヘルシンキから北へ250キロ程北上した位置にあります。公式には17世紀からと出ていますが、古い家系図を辿ると14世紀から同族による森の継承が確認されています。
11代目当主のヴィルピ女史は、45年前からフランシラの森を人々の健康促進の為に活用する構想から、ヘルシンキ大学で農学博士を取得した後に世界中で、フィトセラピー、ホメオパシー、フラワーエッセンス、中国医学、マッサージや指圧、ヨガの指導ライセンスを習得してフランシラの森に戻り、自然療法士を養成する森の学校と森の有機農法で育てたハーブで製品製造を開始しました。今では300種類を超えるオーガニック製品があります。
最大のポイントは、森の循環を大切にしているところです!
世の中のオーガニックブームで、植物の原料供給会社から必要な原料を購入して化粧品やサプリメントを製造しているところも多くありますが、フランシラではこのような循環を守っています。
1.森から種を収穫して冬の間はビニールハウスで森の土に種を植えて育てる
2.春に森へ返す
3.収穫は手で摘み取る
4.低温でハーブの種類ごとに乾燥や抽出を行う
5.成分の劣化しないうちに森の中で製造する
6.森から種を収穫する
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森から種を収穫して冬の間はビニールハウスで森の土に種を植えて育てる
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春に森へ返す
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収穫は手で摘み取る(1)
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収穫は手で摘み取る(2)
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低温でハーブの種類ごとに乾燥や抽出を行う
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成分の劣化しないうちに森の中で製造する(1)
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成分の劣化しないうちに森の中で製造する(2)
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12代目当主ジュピター&13代目当主オシアン 次世代ファミリーへの継承・・・
この繰り返しの中で安心と安全が確保され、生産者履歴が明確にされています。
このように、手間と愛情を込めた製品を皆様にお届けできる事がフランシラの誇りです。毎年新製品をたくさん出す事よりも確実に結果を出せるオーガニックスキンケアをこれからも守り続けて行きたいと考えています。
森のフィールドや製造過程まで自分の目で確認できることは本物の証です。