2022年08月12日(金)

リンパ難民は、どこへ行く

正しいセルフケアが重要です!正しいセルフケアが重要です!
フランシラ治療院 ワンポイントアドバイス

リンパ難民はどこへ行く
 
欧米に比べて40年は治療方法や、受診システムが遅れているのが日本の現状です。
2016年にやっと保険収載されて、リンパ難民(どこで治療が受けられるかわからない人達)
も救われると思っていたのですが、思うようには進んでいません。


 
遠方に住む70代の親戚の女性からSOS電話があったのが1か月前です。
「十数年前に子宮癌の手術を受けたけど、急に足が腫れてきて、靴が履きにくい、
手術を受けた病院で診てもらったけど、『むくんでいますね。揉んでおいて』
と医師に言われた」との相談を受けて、まだまだだな・・とため息が出ました。



 
遠隔治療の開始です!
家族に協力をしてもらい、正確な足の採寸(周径)を記録、医療用のストッキングを購入、
セルフのマッサージの指導を行う事を開始しました。

もちろんマッサージといっても按摩の揉むのとは全く異なる、リンパ管から
むくみを排液させる方法を電話で指導して実施してもらいます。


その1か月後、採寸(周径)表が届きました!
なんと、大腿部の左右差が4cmもあったのが2cmに縮小。ふくらはぎも2cm細くなっていました!
リンパ浮腫のむくみは、いったん発症すると元には戻ることはなく、正しい治療法で快適な生活を維持できるようにします。


 
リンパ浮腫でお困りの方は、遠方でも治療は可能なので、ご相談ください。
https://www.frantsila.jp/clinic/lymphdrainage/
 
 

2022/08/12 11:02 | 未分類 | コメント(0)

竹内恵美

プロフィール

竹内恵美 
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師  認定リンパ浮腫セラピスト フランシラナチュラルセラピスト

● フランシラナチュラルセラピストスクール日本校校長
● フランシラ治療院院長 
● 日本赤十字社医療センター・アロマケアボランティアぐるーぷ事務局代表(創立~2010年)

1989年(平成元年)フィンランドとの貿易会社を起業。傍ら、温熱療法、マッサージを中心とした治療院
「オリエンタルハウス」2店舗を開業する。

その後フィンランドにて、フランシラ11代目当主ヴィルピ・コルミエ女史にナチュラルセラピー全般を5年間にわたり師事。

全国に「フランシラ・オーガニックショップ」を展開。

フィンランドで医療用リンパドレナージの研修を積み、リンパ浮腫に悩む方へのサポートと正しい知識の啓蒙に努める。高齢者介護、緩和アロマケアなどの統合ケアを普及している。

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