2017年10月04日(水)

秋からのむくみ対策!

暑い夏が過ぎると秋を通り越して、急に寒さを感じるのが最近のパターン!

この時期から冷えに悩む女性が増えてきます。冷え性とむくみには密接なかかわりがあります。体温の調節がうまくいかないと手足が冷えるのが冷え性。その原因が血液やリンパの流れの悪さ、むくみを改善すれば、冷えも感じないようになります。

また、夏の猛暑疲れが抜けきらずにいると体のだるさや頭痛と冷え・乾燥による咳き込みなどの弊害がたくさんあらわれます。

こんな時には、手軽に症状を改善できるのが深呼吸でエネルギーを溜めるケアです。

普段は意識しない呼吸でも「深呼吸」には驚くべきパワーが秘められています。

深呼吸をすることで副交感神経が活発になり、血行も改善されるからです。

副交感神経は、体をリラックスした状態にさせますから、緊張緩和・血圧を下げる・寝つきを良くする・・・などの効果も期待できます。寝る前にベッドに横になって深呼吸するのもお勧めです。

快眠効果がアップして上質な睡眠がとれます。

深呼吸は心だけでなく体にも大きく影響します。まずは、冷え症や便秘の改善

深呼吸によって横隔膜が刺激されると、体中の血行が良くなり、同時に腸の動きも活性化されるために便秘解消の効果も期待できます。

 

さらには深呼吸を5~10分続けるだけで,脳内物質のセロトニンが分泌されるために、疲労回復としても使えます。ヨガの瞑想法などもこれですね!

これだけ効果が期待できると、「たかが呼吸」などとは言っていられません!是非やってみましょう。

正しい深呼吸の方法

深呼吸というと「深く息を吸うこと」と思われる方も多いですが、重要なのは「息を最後まで吐き切ること」です。腹式呼吸を意識して、しっかりお腹を膨らませて鼻から吸い、お腹をへこませながら口をすぼめて吐きましょう。(ろうそくの火を噴きけるイメージで細く長く吐きます)

1回の呼吸(吸う&吐く)で15秒をイメージして、10回くらい連続で行うと効果的です。


 

むくみ対策には・・

ストレスに注意!

リンパ管は自律神経で働いているために気分の落ち込みやストレスがたまると余分なむくみを排出する力が弱まり、むくみやすくなると言われています。

秋の夜長にはゆっくりと入浴や読書をしてリラックスを心がけましょう。

 

低血圧に注意!

血圧が低いと心臓から血液を押し出す力も静脈血を心臓に引き上げる力も弱くなるために、静脈血がうっ滞してむくみが生じやすくなります。

男性は女性と比較して筋力が高いために、静脈血を押し上げてリンパの流れを促すことが出来るためむくみを感じる割合が少ないようです。女性には軽い筋トレがおすすめです。

 

ダイエットにご注意!

タンパク質には水を引き付ける性質があるために、ダイエットによって不足すると水分を血管の中に取り込むパワーも弱まって、むくみが起こりやすくなります。

食欲の秋、バランスの良い食生活を心がけましょう。

 

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2017/10/04 15:11 | 未分類

竹内恵美

プロフィール

竹内恵美 
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師  認定リンパ浮腫セラピスト フランシラナチュラルセラピスト

● フランシラナチュラルセラピストスクール日本校校長
● フランシラ治療院院長 
● 日本赤十字社医療センター・アロマケアボランティアぐるーぷ事務局代表(創立~2010年)

1989年(平成元年)フィンランドとの貿易会社を起業。傍ら、温熱療法、マッサージを中心とした治療院
「オリエンタルハウス」2店舗を開業する。

その後フィンランドにて、フランシラ11代目当主ヴィルピ・コルミエ女史にナチュラルセラピー全般を5年間にわたり師事。

全国に「フランシラ・オーガニックショップ」を展開。

フィンランドで医療用リンパドレナージの研修を積み、リンパ浮腫に悩む方へのサポートと正しい知識の啓蒙に努める。高齢者介護、緩和アロマケアなどの統合ケアを普及している。

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