2017年07月19日(水)

アロマブーム再燃!

香りとタッチングで癒すアロマセラピー

 

アロマの香りで認知症を予防する精油が「たけしの健康エンタテイメント!みんなの家庭の医学」で紹介されてからフランシラショップの店頭でもしばらく品切れ状態になるほどの大反響でした。アロマセラピーで生活の質を向上させる試みは福祉大国、フィンランドでは国家プロジェクトとして定着しています。特にホスピスや訪問看護ステーションで成果を上げています。

 

フィンランド式ケアのコンセプトは「シームレス」

福祉と医療の先進国フィンランドでは、1970年代には日本と同様な超高齢化社会を迎え、個と社会とのつながりを重視するユニットケアやシームレスケアを定着させて高齢者ケア施設の充実を図りました。そのシステムはFWBC(フィンランド健康福祉センター)プロジェクトとして世界に普及されています。近年は高齢者ばかりではなくがんに罹患する患者数も増加している事から在宅とホスピスとの連携による緩和ケアのニーズがフィンランドでも高まっています。

 

※  シームレスケアとは・・・

シーム(線)入りストッキングのような境目を作らないケア。

 

フィンランドでは理学療法士による「運動療法」が発達しています。スポーツクラブの中に素敵なレストランや特養施設、ショートスティなどが混在して(シームレス)、通いなれた運動施設に顔なじみが増える事で、精神的な負担を感じずに自らの選択で同じ場所にある施設への入所がスムーズに行われています。

生活の質の向上を高め、その人らしく最後まで活きるためには医療者、家族、ボランティアが一体となりケアを必要とされる方を見守ります。

 

 

シームレスケアの考え方は、1991年に開設されたフィンランドの首都ヘルシンキで一番古いプライベートホスピスTERHOKOTI(テルホの家)や併設されている訪問看護ステーションでも活かされています。

ホスピスの入所室は70床。同数のボランティア(始める前に全員3ヶ月間40時間の教育が必須)、犬や猫のペットたちに囲まれてヘルスケアナースを中心にマスターナースとドクターがチーム医療を行います。セラピー犬が少ない時にはスタッフも自分の犬と一緒に出勤しています!

 

ホスピスでは、リラクゼーション中心の医療リンパドレナージや緩和アロマケアのニーズはとても高く評価され、1人の患者様に対して3回までは無料で施術が受けられます。この部分は、企業や子供のいない夫婦、ホスピス利用者の家族などの寄付によって支えられています。

4回目からは自費になりますが、多くの患者様が継続しています。アロマセラピーケアは疼痛緩和や感情のコントロールに薬よりも有効だと多くの医師からも聞きます。

 

 

ホスピスの廊下には院内の看護師のプライベートな写真がたくさん飾られていて白衣を着ていない家庭的な雰囲気を出しています。また、サウナはベッドごと入室が出来ます。髪の毛をきれいにセットして、ハンドマッサージの後には真っ赤なマニュキュアを塗るサービスで、患者様はホスピスに入院した時よりも10歳は若返る!そうです。

日本の訪問看護にもフィンランド式ケアを出来るだけ取り入れて大切な方への「生活の質の向上」を目指します。

 

フランシラ訪問看護ステーション 代表 竹内恵美

 

話題の認知症に効果がある精油(ご購入の詳細)

アロマの精油1瓶に200滴!

朝(元気になる!) 

  ローズマリー(カンファー成分21%以上を含む)+レモン

http://shop.frantsila.jp/products/detail.php?product_id=154

 

夜(穏やかになる!)

  ラベンダー(酢酸リナリル成分35%以上を含む)+オレンジ

http://shop.frantsila.jp/products/detail.php?product_id=157

 

ポイント:植物100%の天然精油を選びましょう。

効果を感じる為には植物に含まれるそれぞれの植物化学成分の含有量が目安になります。

 

手軽なロールオンタイプはフィンランドでも大人気!

次回の入荷 2017年9月入荷予定

 

アロマの精油をティシュにしみ込ませる、芳香器を使用するなど香りを拡散して脳を刺激します。キャリアオイル1%濃度でブレンドしてマッサージに使用するタッチング効果も心地良いのでおすすめです。

 

 
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2017/07/19 14:48 | 未分類

2017年07月11日(火)

夏のむくみの原因と撃退法

夏はむくみのトラブルが増える季節です。

その原因と予防策をご紹介しましょう。

猛暑の外から冷房が効いている室内に入ると、

「涼しい~!」と気分も爽やかになりますね。

この状態の時には、まだ体は毛穴も開きどんどん体温を下げようと

汗を出す作業をしていますが、ほんの数分の間に冷房の冷たい風で

急速に毛穴が閉じて、体が冷え血流もリンパ液の流れも滞ります。汗に濡れた衣服で体が冷えないようにしましょう。

夏のむくみの原因になります。

冷房の設定温度に気をつけて、「体を急に冷やさないようにする」ことが大切です。

     
 

冷えたビールにご注意!

暑い時はのどの渇きも手伝って、冷たい飲み物を大量に一気に飲んでいませんか?これも体を急に冷やす原因の一つです。

夏の夕方、キンキンに冷えたビールを一気に飲み干すのど越しの爽快感は疲れた体がリフレッシュするイメージですが、冷蔵庫で冷やした飲み物の温度は4度程度、コマーシャルで見る氷のジョッキだと0度近くなります。

そのビールの中に指を入れて何分ガマンできるでしょうか?

胃腸からの水分吸収は粘膜にある血管から行われますが、体温よりもずっと低い温度のものに対しては、粘膜が収縮して吸収力が低下します。

従って、水分を取ろうと冷たい飲み物を飲んでも胃腸の中に水分があふれてチャポチャポしているばかりで、全身の筋肉や皮膚を含め、ほかの内臓を潤すことが出来ません。

さらに、効率よく吸収されない水分が皮下組織に流れ出ることにより毛細血管の

透過性が高まり、もったりとむくみやすくなります。

程度な運動とマッサージなどで、余分な水分を溜めずに排出しましょう。

熱中症予防に水分を取ることは皆さんよくご存知ですが、上手に水分をとる

コツは意外と知られていません。

「常温に近い飲み物を少しずつこまめに飲むこと」がポイントです。

 

 

余分な水分を出す食べ物は・・・

暑い夏には食欲が低下して濃い味付けの物を食べたくなりますね。

塩分はカリウムと共に細胞の浸透圧のバランスを取る働きをします

が、夏場は利尿作用(尿の量を増やして余分な水分を排出する)の

あるカリウム食品を多めに取ることをおすすめします。

    

野菜:枝豆・そらまめ・にら・しそ・山芋・里芋・かぼちゃ・

アボカド・きゅうり・春菊・ほうれんそう・モロヘイヤ

 

果物:キウイ・バナナ・スイカ・メロン・リンゴ

 

体内でエネルギーを作り代謝をよくするクエン酸を含む梅干しと番茶の

組み合わせが良いでしょう。梅干しおにぎり、血流を良くするビタミンEを

含むナッツ類もおすすめです。

 

またタンパク質が不足すると、水分を溜めやすくなりむくみにもつながります。

体の熱を冷ます性質がある沖縄特産のゴーヤも、生で食べるより豚肉や卵など

と一緒に熱を入れて温めて食べることで、体を冷やさずに栄養価を吸収出来ます。

スタミナをつけるレバニラやトマトのオリーブオイル炒めなどもおすすめ

です。手軽にできる調理法で夏バテを防ぎましょう!

 

夏におすすめ フランシラ製品!

−2℃、体感温度が下がります!

 

グリーンアイスジェル 75ml 5,940円(税込み)

http://shop.frantsila.jp/products/detail.php?product_id=169

 

雪だるまのイラストがかわいい製品は猛暑のリフレッシュにおすすめ!

 

フィト:ペパーミント・メドウスウィート・アルニカ・ヤナギ

アロマ:ペパーミント・ユーカリ・ジュニパー

ホメオパシー:アルニカD30 (30倍希釈)

フラワーエッセンス:ヤロウ・バードチェリー

 

<レシピの解説>

ペパーミントの特性は夏は体感温度を下げて、冬には温度を上げてくれる優れもの。

特にフィンランドのペパーミントは白夜の影響もあり濃度が濃く、世界的にも品質が

良いとされています。メドウスウィートは利尿と発汗作用を促して、ヤナギと同様に

アスピリンの原料となるサリチル酸が含まれて熱を下げて痛みを和らげます。

アルニカがフィト成分とホメオパシーでのW使いで相乗効果を高めています。

フランシラの特徴でもあるフラワエッセンスを製品に融合させているのは、

東洋医療のベースが影響しています。ホリステックケア(=全体を見る)は、植物の化学成分で肩や腰の部分的な筋肉のコリや痛みを改善させるだけではなく、ストレスなどの精神的な感情のバランスが血流やリンパの流れを停滞させている(気の流れも滞る)と考えて、フラワーエッセンスも融合させています。

 

このフランシラ独自の考え方が、自然療法を学ぶきっかけとなり、製品開発がとても

楽しくなりました!

 

製品に含まれる成分とリンクしたフランシラの森の植物を動画で公開しています!

http://www.frantsila.jp/history/fit/

 

2017/07/11 18:02 | 未分類

竹内恵美

プロフィール

竹内恵美 
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師  認定リンパ浮腫セラピスト フランシラナチュラルセラピスト

● フランシラナチュラルセラピストスクール日本校校長
● フランシラ治療院院長 
● 日本赤十字社医療センター・アロマケアボランティアぐるーぷ事務局代表(創立~2010年)

1989年(平成元年)フィンランドとの貿易会社を起業。傍ら、温熱療法、マッサージを中心とした治療院
「オリエンタルハウス」2店舗を開業する。

その後フィンランドにて、フランシラ11代目当主ヴィルピ・コルミエ女史にナチュラルセラピー全般を5年間にわたり師事。

全国に「フランシラ・オーガニックショップ」を展開。

フィンランドで医療用リンパドレナージの研修を積み、リンパ浮腫に悩む方へのサポートと正しい知識の啓蒙に努める。高齢者介護、緩和アロマケアなどの統合ケアを普及している。

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